頭痛・冷え性…Aさん、Fさん

2016年2月14日 治療

米沢の加藤接骨院・整体院です。

 

記録的に雪が少ない米沢で、「除雪によるぎっくり腰」が例年の

 何分の一レベルで、少し拍子抜けしております。

 本来、痛みが出ないというのは喜ばしいことではありますが、

 例年のように身構えていたこちらとしましては、肩透かしを食った気分です。

 まあ、ほとんど雪がありませんので、自然な結果と言えます。

 

 雪がないならないで、今度はまた違う症状の方がいらっしゃるもので、

 この冬特に多く見受けられるのが、頭痛と冷え性のセットを訴える方です。

 ちょうど同じような症状の方が、連日続けていらっしゃったので、ご報告します。

 

 Aさんの場合ですが、仕事が製造ということで、上体を少しかがめて作業する時間が

 長く、首・肩の筋肉が常に緊張していました。

 加えて、夜の睡眠の質が良くないようで、疲労回復が進まず、筋肉が固いまま、

 次の日に前日の状態を持ち越すような感じでした。

 本来、その日の疲れはその日のうちに眠って取り去るのが理想ですが、

 具合が悪い状態を次に持ち越してしまっていたのです。

 内臓の働きも低下し、手足が冷えてしまっていました。

 

 また、Fさんは以前から当院に通院されていましたが、今回は

 上記の頭痛・冷えが主訴で、久々に来院されました。

 就寝時間が遅く、睡眠の質が悪いことが疑われました。

 案の定、寝るのは日付をまたぐ1時ころ、起きるのは5時6時との

 ことで、明らかに睡眠に原因があることがわかりました。

 

 お二人とも、極超短波という温熱療法で体の内部を温め、

 例によって背骨の調整を行いました。

 

 Aさんは一度の治療で頭痛が消え、2回目の来院はメンテナンス的な意味合いで行いました。

 Fさんは、1回目が終わったばかりなので、週明けにいらっしゃるそうです。

 終わったあとは、だいぶ楽だということで帰って頂けました。

 「終わったあとも調子いいんですが、2時間後とか翌日にもっと変化がでますよ」

 とお伝えしましたので、次回お会いしたときに、

 どういう経過をたどったか楽しみにしております。

 おそらく私の予想した通りになるはずです(微笑)

 

 お二人には、少し早めに照明を落とし、23時ころを目標に寝るよう

 アドバイスしました。

 すぐには無理でも、数か月かけて少しずつでしたら早めに寝れるように

 なっていくはずです。

 それと大事なのが、定期的なメンテナンス。

 良くなったらパッタリ通院をやめるのではなく、

 月に1、2回はメンテナンスに来てもらえると、調子が崩れませんよ、と

 改めてお伝えした次第です。

 

 初めて当院に来てみたいという方に一つお願いがあります。

 症状によって、1回で良くなるものと、ある程度日数をかけて治すもの(数日~数か月)と、

 個人によって違いますので、その点ご理解いただければ幸いです。