今日は、スタッフ同士の背骨矯正の様子です。

2014年10月25日 一般治療, 治療

米沢市の加藤接骨院です。

今日は、スタッフ同士での矯正の様子を載せてみました。

下の写真の図は、小林式背骨矯正法がベースとなっています。

 小林式背骨矯正法とは、大阪の小林整骨院の院長先生が考案し、

 普及に努めている治療方法です。

 いわゆるボキボキ系の治療です。痛みは、ほとんどないのですが、

 人によって「いたいっ」という方もいます。

 それでもそこまで激痛ではなく、悶絶することは通常ありえません。

 ご安心下さい。

 症状を伺いながら、施術者側が「この矯正が必要」と判断した場合、

 あらかじめお断りをいれます。「多少背骨がボキボキなっても大丈夫ですか?怖くないですか?」

 怖いと言われたら、基本的にはやりません。

 ほかの矯正方法で行います。

 こちらから無理をさせることはありませんので、その点もご安心下さい。

 

 ではもう一つの矯正方法は何か。

 東京御茶ノ水でカイロをされている上原先生の考案したDRT背骨矯正法です。

 この矯正も、安全で、結果が出やすい治療です。

 ただ、痛いところはほとんど触らず背骨だけを矯正して治していくため、

 「え、痛いところは触ってくれないの?」と、思われる方がいますが、そこは大丈夫。

 背骨と骨盤を微調整することで、骨格が整い、症状が改善する方が多いのです。

 

たとえば、農家の方で、3年前に足首を捻挫し、整形外科や近所の接骨院に行かれたのですが、

 忙しさも相まって、治療がおろそかになり、靭帯が伸びた状態で固まってしまい、

 足首がゆるくなり、ただの屈伸運動だけでも痛みが出てしまう方がいます。

 その方の場合、一度目の矯正で足の屈伸痛がほぼ消失しました。

 膝も足首も触っておりません。背骨と骨盤だけです。

 骨盤も、仙腸関節という一か所しか触っておりません。

 うまく矯正がすすむと、痛みが出にくくなってきます。

 もちろん、農家の方ですので、体に無理をかけてしまうので、

 多少痛みは戻るとのことでしたが、今までよりは膝も足首も動きが良くなってきており、

 仕事もしやすくなっているそうです。

 これからも、定期的なメンテナンスは必要になりますが、

 ますます健康的な日々を送れるものと確信しております。

写真 (4) 写真 (3)

施術者は橋本、患者様役は玉田です。

二人とも、腕を上げてきております。さまざまな症状を改善させております。

若い二人ですが、ぜひ今後ともよろしくお願いします。

 

 それにしても、背骨の矯正はとっても奥が深いです。

 「背骨矯正」。

 たかだかこの4文字だけのために、今までどれだけの治療家が人生をささげてきたのでしょうか。

 いかに背骨、骨盤を整え、症状を根本改善できるか。

 幅は広い分野ではありませんが、その奥行が果てしなく深いのです。

 いわゆるゴッドハンドと言われるような、超能力でも持っているんじゃないか、と

 思われるような治療家でも、勉強が終わることはありません。

 むしろそのあくなき探求心だからこそ、ゴッドハンドになれるのでしょう。

 私自身も、一生勉強が終わることはありません。

 お一人お一人の患者様の治療が終わるたびに、いつも気づきがあります。

 みなさま、今後ともよろしくお願いします。