70代男性、股関節痛および坐骨神経痛の方の症例。
2016年6月13日 | 一般治療 |
おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。
最近は忙しさにかまけて症例のまとめが
出来ていませんでした。
今日は、70代男性、何年も前から痛くて痺れる
腰から左脚への症状についてです。
この方は、
左脚の痛み痺れ、左殿部、腰の痛みがあり、
しゃがみ姿勢や、座りっぱなしが出来ないとの
ことでした。
加えて、夜中は患部が痛くて何度か目が覚める、
ということが毎日続いているとのことでした。
体を見ると、右肩が下がるような
明らかに姿勢の左右差があり、
猫背もひどい状態です。
さらに左殿部から左下肢の筋力低下が目立ち、
さらに筋肉関節が拘縮(固まると状態)が
見られました。
当院に初めていらした方には、
必ず治療の方針を伝えております。
・患部をグイグイマッサージする治療ではないこと
・首、肩、ふくらはぎを特にチェックすること
その理由として、首、背骨、骨盤の歪みは、
その3箇所に著名に現れるから
・背骨の調整後、その痛みが改善されれば、
首、背骨、骨盤が調整されたと言えること
(調整の実感を得てもらう目的でもあります)
・調整が上手くいっても、症状は一度に無くなる
わけではないこと
・状態が残っても、3箇所の痛みの軽減が見られたら
その日の治療を終わりにし、
あとは患者さん自身が持つ自然治癒力に
期待すること
ついでに言ってしまうと、施術後には、
以下のようにお話しています。
・調整の結果、状態改善が直後から見られる人も
いるし、時間差で見られる人もいること
・時間差とは、数分~数日単位で、個人差あり
・調整後の状態を保つために、
座り姿勢と寝る姿勢を徹底すること
・運動制限、患部の使い方制限は、厳守となります
・ストレッチが必要な方は頑張って下さい
・5回~10回くらい受けてもらうことで、
いい状態が作られたり、本当の意味で改善して
きたりすること
・何回か治療を受けていく中で、
いい状態と良くない状態があり、停滞期を
感じることもありえる。
ダイエットなどと同じイメージ
話が若干それました。
この方の場合も、右側に第二頚椎の歪みが強く
出ておりました。
調整後、ベッドから起きてもらい体の感覚を
確認してもらい、全体的にラクな感じと、
左脚への痛みがかなり軽減したのがわかりました。
2日目3日目と治療し、夜もゆっくり眠れたとの
ことで、調整の結果も日常生活にはっきり
出始めました。
長時間の座位はまだ痛いようですが、
それはこれからの治療で、少しずつ長く座れるよう
になることが期待出来るとお伝えしました。
この手の症状は、焦らないで一定期間かけること
が大事です。
しっかりサポート出来れと考えています。