交通事故によるむち打ち、Hさんの症例
米沢の加藤です。
先日、娘の同級生のお母さんで、Hさんが交通事故のむち打ちにて来院されました。
病院にて電気治療を受けたものの、あまり改善せず、
それどころか頭痛まで出てきてしまいました。
それで、私の妻を通じての来院となりました。
レントゲン上は異常が見られませんが、首の筋肉の炎症が強く、
また筋肉の緊張も強く、偏頭痛を起こしておりました。
こういう症状は、当院は大得意です。
いつものごとく、頚部の状態を確認し、僧帽筋(肩の筋肉)の状態、
下腿三頭筋(ふくらはぎ)の状態まで確認しました。
背骨の調整すること5分、頚部、僧帽筋、下腿三頭筋の状態が全てクリアになり、
起きてもらって状態を確認したら、
頭痛が大分軽減されていました。
翌日聞いたら、
その日の朝に治療を受ける直前まであった頭痛は、その日の夜8時ころまで出なかったそうです。
大変いいと思います。
初回は、まずこんなもんだと思います。
むち打ちをなめてはいけません。
そのような症状の推移が3日ほど続き、4日目頃には
頭痛は出なくなりました。
続けて治療をしているおかげで、いい状態を保ちやすくなっております。
そのご、忙しくて3日来れなかったときがありましたが、
その間また頭痛が出てしまったようです。
受傷からまだ日数が空いてなく、症状も新しい新鮮なものは、
状態が安定するまである程度の日数を要するのがふつうです。
これはケースバイケースでもありますが、むち打ちの場合ですと、
最低でも2週間は毎日施術を受けるのが望ましいと思います。
2週間、びっちり毎日受けたら、状態は安定しやすいです。
2週間後からは、何日かおきに治療を受けても大丈夫でしょう。
その2週間の間で、ある程度よくなる人もいて、
すぐに無理をして症状がこじれて中々治りにくくなる、というパターンは多いです。
そして治療を始めて約10日、今日も私用で通院できないとのことで、
日曜を挟むし大丈夫か心配しています。
あのくらいひどいむち打ちは、2週間続けて治療すれば、かなり改善するのが
わかっているので、もどかしいですね。
という事情があり、Hさんだけに限らず、むち打ちは最適なタイミングで
最適な治療を受けるのがベストになります。
それが中々できないため、長期にわたるケースも多く見受けられます。
交通事故による怪我は、通常3ヶ月を過ぎると、
保険会社さんが治療を終わりにして示談に応じるよう、強引に迫ってくることがありますが、
痛いうちはしっかり治療を受けましょう。
3ヶ月~6ヶ月くらいは普通かかるものです。
3ヶ月ですべて終わそうとするのが間違っています。
私も仕事柄、強引な担当者を何人か見てきましたが、
それはないだろ、というのもありました。
まずは、米沢近辺の事故でお困りの方がいらっしゃいましたら、
そのケガ、事故対応のアドバイス、私がお力になります。