骨折の治療に有効なものは?
2014年10月16日 | 一般治療 |
米沢の加藤接骨院です。おはようございます。
骨折の治療で、有効なものとして、
一般的に知られているのは、超音波治療機器です。
強さ出力設定し、患部に当てると、骨折部の損傷個所周辺の新陳代謝が上がり、
骨のくっつきが良くなります。
しっかり毎日、理想的な刺激を加え続けると、
たとえば鎖骨骨折全治3週間が、10日でほぼ痛みがなくなった例もあります。
骨折の治療を進めていく中で重要なのは、
「骨がくっついたら、治った」という思い込みです。
くっついたら終わり、と思う方が多く、治療を中途半端にしてしまうケースが多いのです。
治療は、2段階に分かれていると思って下さい。
第一段階として、骨がくっつくまでの、固定中心、超音波による早期安定です。
第二段階として、固定除去後の、周囲の硬くなった組織のリハビリです。
第一段階は、みなさん本能的にわかっていただけると思います。
ここで言いたいのが、固定していた分、周りの組織が硬くなってしまうので、
それを柔らかくしていくのが大変である、ということです。
硬いまま無理をすると、その組織を痛めやすくなってしまうのです。
最悪、靭帯損傷などを引き起こす可能性があります。
柔らかくするための治療が、とても根気がいるのです。
当院では、その治療として、設定を変えた超音波治療と、
背骨骨盤の調整を行います。
背骨骨盤の調整の意味は、正しい姿勢を作ることにより、
血液を含むすべての体液の流れが改善し、筋肉も緩みます。
筋肉がゆるむと、関節のかみ合わせが理想に近づき、動きが良くなるのです。
自然治癒力も上がりますので、
若い方であれば通常の期間の半分以下で元通りになります。
怪我は、治療次第で早く良くなり、後遺症も出ませんが、
逆に言えば治りが悪く後遺症も残ることも多いのです。
まずは当院にご相談いただければ幸いです。
痛みは早期発見早期治癒で解決しましょう。