自律神経性の頭痛、40代女性のその後。

2016年7月19日 一般治療

おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。

6月7月と忙しくさせて頂き、症例報告が
だいぶ出来ていませんでした。
というよりも、はっきり言ってサボってました。

色々な症例があるのですが、
今日は自律神経性の頭痛の方の症例です。

この方は、ズキズキするようなタイプの
筋筋膜性頭痛ではなく、頭がグーッとしめつけ
られるような自律神経性の頭痛で、
何年も前から悩まされていました。

治療に入る前に、自律神経についての
解説をする必要があります。
自律神経の働きは、まずは生活習慣を整えること
から始まります。
朝はお日様と一緒に目覚め、夜はお日様と一緒に
休む、というごく当たり前の生活リズムに、
なるべく近づけることが大切になります。
とはいえ、時計に縛られる
現代のこの生活で、このような
理想的な生活を送れている人というのは、
実はかなり少ないのです。

この方にも、なるべく上記のような生活に
近づける努力をするようお伝えしました。
せめて10時にはメイン照明の消灯を
すると良いと思います。

ということで、簡単に生活指導をした後で、
背骨の調整を行うことにしました。

首に強い圧痛があり、肩にも首ほどではないですが
圧痛を確認出来ました。
調整後、圧痛が改善され、起きてもらいまして
動きや頭痛の感じを確認してもらったところ、
症状が大幅に改善されました。

ですがここからが大事です。
今はすごくいい状態ではありますが、
1回で完治する治療や症状ではないので、
3か月程度をかけて、10回ほど治療し、
いい状態を定着させるのが大事なんです。
今までの悪いものが、
1回の治療で解決する方が不自然です。
3か月の間、多少の停滞期があるでしょうが、
2人3脚で頑張りましょう!
これをしっかりお伝えしました。

今日3回目の治療を行い、頭痛は以前よりも
ずっといい状態が定着してきました。
頻度も痛みレベルもだいぶ改善が実感出来ています。

何でユラユラ揺らすだけで改善するんですか?と
質問があったのですが、
話すと長くなるので、
植物で例えました。
植物の葉っぱが元気がないときは、
根っこに水をあげます。
葉っぱに霧吹きをしても、ほとんど意味が
ありません。
人間も元気がないときは、
根っこに当たる背骨骨盤を整えることで、
元気が出ます。
痛いところを揉んでも根本的に何も
改善しません。気持ちがいいだけです。

お知り合いにも、
直接揉んでもらうわけではないのに改善する、と
クチコミ?をして下さっているようです。

予定ではまだあと7回。
いい状態を、本当の意味で改善させるために、
私もお手伝いします。