ぎっくり腰の概要。
2017年12月25日 | 一般治療 |
おはようございます。
米沢の加藤整体院(併設接骨院)です。
今月半ばに急に雪が降った影響でしょうか、
動けないレベルのぎっくり腰が、やたらと増えた今日この頃です。
当日痛める方が多いので、
痛みのピークについての話が必須になります。
この場合、調整がどんなにうまくいっても、
痛みは必ずピークを迎えます。
夕方から夜中、または明け方にかけて、
ほとんど動けないような状態になることも
あります。
症状が軽いときは、ピークをほぼ感じずに
快方に向かうこともあります。
ちなみに、このときでもピークは必ず出ている
ものと判断しております。
ピークを抜けると、精神的にかなり楽になります。
いい方に向かうことは、トンネルの先に
明かりを見つける感覚に近いかもしれません。
ピーク前は、明かりが見えない状態ですから、
明かりを見つけたときの安心感は、
精神的にも肉体的にもいい影響が出ます。
ただ、痛みは一気に無くなるのではなく、
段階を経て無くなっていきます。
四、五日で完治すればいいのですが、
そんなにうまく行くことばかりではありません。
痛みを10段階評価とします。
当日負傷したとします。
来院時の痛みを8くらいとして、
ピークが10、
翌日は8、
その翌日は5〜7、
4日目は3〜5
5日目で2〜3、
6日目で1〜4、といった改善になります。
6日目あたりになると、無理する方が多いので、
痛みの振れ幅に個人差が大きくなります。
もっとも、感覚さえ個人差がありますので、
翌日すごく動きが改善しても、
8程度、という申告をされます。
私はあまり気にしていません。
動きをみれば、どれくらい生活と仕事に支障が
出ているか、ある程度わかります。
翌日痛みが8になっただけで
大喜びする方もいますし、
3日目に痛みが3くらいになっても
あまり喜ばない方もいます。
求めるものが違うからです。
事前に、このくらいの期間と回数で良くなりますよ、とお伝えしても、
多分話を聞いていないのだと思われます。
そういう方は仕方ありません。
私は私が出来ることをただやります。
背骨を整え、患者さんの自然治癒力を
最大限引き出すことです。
症状の改善には必ず停滞期がありますので、
そこを乗り切って、1日でも早い回復を目指しましょう。