甲子園を見にいって、改めて股関節が重要と感じました。
2016年8月19日 | 治療 |
おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。
仕事を私事を兼ねて、お盆休みに甲子園に高校野球を見に行きました。
昔野球をやっていた縁で、野球が好きであり、
特に高校野球は大ファンを自負しております。
今回の目的は、
高校野球の甲子園の熱気を体感するためでした。
仕事としてみれば、テレビ画面に映らない投手の動きや
各プレーのチェック、
「甲子園の魔物」と言われるあの独特の空気感を感じ、
何か仕事のヒントを得ることが出来るかもしれないということでした。
今回は、特に投手の投げ方について観察してきましたが、
中でも投球動作における踏み出し足の位置や向きに、
より着目した次第です。
履正社の寺島君、横浜の藤平君、作新学院の今井君、
常総学院の鈴木君など、今回注目の投手は、
脚の向きがしっかりそろっていて、
つま先もベース側にしっかり向いているのが印象的でした。
脚の開き(ステップの位置)は、後ろの足とベースが一直線上に来る、というのは
今や常識ですが、
つま先の向きに関しては、ちょっと見解にバラつきがあるような気がします。
ネットを見ていてもそう思います。
個人的には、つま先はベースにむいているのが望ましいのかな、とは思います。
いずれにしても、今回注目されている投手は、
つま先がしっかりベースの方を向いていた、という事実には変わりありません。
股関節が固いと、うまく脚の動きが投球動作に参加出来ず、
腕に頼った投げ方(腕投げ)になってしまうことが多いです。
股関節の柔軟性を身に着けることが、
いい球を投げることにもつながりますし、何よりケガ予防になるはずなのです。
甲子園から帰りまして、お一人目の治療が、
地元の野球少年でした。
本来は野手ですが、肩がいいことからピッチャーをやってみたところ、
肘付近の筋肉=上腕三頭筋腱部に軽い痛みが出たとのことでした。
肩周りや股関節の動きを確認したところ、
やはり股関節がすごく固くなっていて、
これで投手をすれば、間違いなく肩や肘に負担がかかるだろうと思いました。
幸い炎症は軽めの状態で済んでいますが、
少し投球動作は控えるようにお話しました。
投げたあとの足の向きも、明らかに三塁側を向いており、(右投手)
体幹のねじれも理想的とは言えない状態でした。
軽いアドバイスをして、
背骨の調整をしたところ、肩、肘の動き、股関節の動きも滑らかになりました。
1回の治療でどうにかなるものでもないため、
状態が良くなるまで何度か来るよう伝えております。
自分はどうなのか、
もし気になるようであれば、
一度当院にチェックにいらしていただければと思います。