変形性股関節症の症例、当院スタッフの場合

2016年3月12日 一般治療

こんにちは、米沢の加藤接骨院・整体院です。

今日は、当院の併設するデイサービスのスタッフの

症例についてお話します。

 

傷病部位は、変形性股関節症と、大腿四頭筋の軽度拘縮です。

整形外科で検査を受け、総合病院においてMRIの検査を受けて、

上記病名がついたのですが、3か月たっても依然として変わらず、

当院に相談にきました。

 

「なんで最初に相談しなかったの?」ということになるわけですが、

部位が部位だけに、逆に相談しづらかった、とのことで、

にっちもさっちもいかずに来院ということになったのです。

逆に言えば、もうすでにいくつも検査を受けていて、

これ以上医学的検査をする必要がないため、

心置きなく背骨の調整に全精力を傾けることができる、という意味でも、

これでよかったと言える状況です。

 

1回目、背骨の調整後、首、肩、ふくらはぎの指標が改善され、

問題なく症状が治る方向にすすむと直感しました。

強いて言えば、背骨の調整後に起こる体の変化にびっくりして、

治療が中断しないようにしっかり声かけすることが重要でした。

 

1、揉み返しが出ることがある(だるさ、筋肉痛など)

2、筋バランスが変わり始めると、患部周辺や、体幹部に一時的な

  痛みや違和感が出ること

3、最初の5回目までは、いい状態と悪い状態が混在しやすいこと

を特に重点的にお話しました。

 

加えて、

・3か月で10回~20回程度の治療を要するとの見立て

・その間、特別な指示がない限り、極力痛い動作を避ける

・自宅での姿勢を意識する

というのをしっかりお伝えしました。

 

5回目くらいに、「以前よりなんとなくいい」という風になればいいな、と

思っていたところ、2回目で実感が得られるようになったようです。

3回目には鋭い痛みがなくなり、鈍い痛みに変わってきて、

しゃがみも前ほど苦痛でないと言ってもらえました。

デイサービスで一緒に働いている他のスタッフも、

以前はそのスタッフに気を遣っていましたが、

ここ数日でだいぶ動きがよくなっているのをみて、

びっくりしてくれました。

 

背骨調整の重要性が、改めて当院の全スタッフに

伝わったことと思います。

来週も、3、4回と詰めて治療に来るとのことで、

3か月かからず治りそうな気配が出てきて、

私自身も内心びっくりしております。

15回も治療を受けるころには、多少の違和感程度まで

症状は無くなるころでしょう。

早く治って、また体をきにすることなく、バリバリ働いてほしいものです!