五十肩の臨床報告、O脚矯正について
2015年8月31日 | 一般治療 |
米沢の加藤です。
本日の臨床報告は、70代男性の五十肩です。
この方は、もともと奥様がお友達に聞いて、奥様から勧められての来院でした。
3ヶ月ほど違う病院に行っていたとのことで、
ほとんど良くならずに当院に行き着いた流れです。
まず、動きを確認し、外転外旋の動きと内転内旋の動きが悪いのを目視しました。
特に内転内旋の動きの悪さが目立ちました。
患者さんには、
治療の方法と、症状変化の推移、通院ペースなどを
治療前にお伝えしております。
この方も例外なくお伝えしました。
まず治療方法は、背骨の調整がメインになること。
背骨を調整することにより、筋肉の異常緊張が改善されることをお伝えしました。
症状の改善具合としては、
1日で治る症状ではないこと、今日の治療後は、肩首が楽になり、患部の可動域が良くなること、
時間差で治療効果が出ることもあること、
(最初の一週間は、「少し軽いかなぁ」の感じ、二週間目に入るころは、「うんうん、いい」
三週間目に入るころは、
「大分いい、少し痛いかな、くらい」になりますと)
自分の姿勢の取り方次第で、治療効果が長持ちするかどうかも変わること、
通院は、余裕があれば毎日が望ましいこと、
(余裕がなければ週に2回くらい)
通院ペースが開きすぎると、治りは必然的に遅くなること、
軽い痛いやだるさなど、揉み返し好転反応が出ること、
をお伝えしました。
このように、治療よりも症状について正しく理解
してもらうための説明に時間をかけます。
正しく理解しないと、治るものも治らず、また患部を悪くしてしまうからです。
さて、いよいよ背骨の調整に入ります。
調整すること五分。
緩んで欲しい三ヶ所(第2頸椎、僧帽筋、ふくらはぎ)の緊張は、改善が見られました。
これなら終わった後は楽になるだろう、
と手ごたえを感じました。
そして、早ければ3日後くらいから、
「大分いい!」と言ってもらえるのではないか、
と思いました。
患者さんがベッドから起き上がる数秒の間に、
私はそんなことを考えたわけです。
結果は、私の予想通りでした。
初日の今日は、肩首が軽い感じ、
患部はさっきよりいいかな、という感じ。
3日目から、「物をとるとき腕を伸ばしても痛くない」
とのことでした。
私は神の手ではありません。
正直に言えば治せない方もいます。
患者さんが治したいと強く願い、
生活習慣を見直し、背骨を調整することにより、
症状が安定的に改善してくるのです。
体に痛みがある方、一度ご相談ください。
最後になりますが、近いうちo脚矯正のモニターを
募集したいと考えています。
週に1回か2回、数ヶ月に渡る本気の定着治療に
なりますので、本気で治したいと考える方を、
若干名募集します。
興味のある方はご連絡下さい。