五十肩の治療に大事なことは・・・

2014年8月7日 一般治療

米沢の加藤接骨院です。

五十肩の患者様もいらっしゃいますので、
今日は治療を進めていく上で重要なことをお伝えします。

まず、
「痛いと思う動作は絶対にしない」
腕を真横に挙げる動作や、頭の上に載せる動作、
腰に手を回す動作は、厳禁です。
よくお話に聞くのですが、
無理してでも使った方がいいよ、と言われ、無理して使って
ひどくなってきてから来院する人もいます。

じゃあどうすればいいのか。
「痛くない範囲限定で、たくさん使う」のがいいです。
真横に挙げて痛い場合でも、前後に振る分にはほとんど痛くないことが多いのです。
前後には目一杯動かして頂き、真横は痛くない範囲でのみ使う。
これがご自分でやって頂くことです。

更に余裕がある方は、
一つ体操をして下さい。
まず、肘を直角に曲げて、前ならえの恰好を作ります。
そしたら、そのまま少し腕を開きます。
そのまま、肩甲骨の間に、何かモノを挟むように、
肩甲骨を寄せる体操をします。
五十肩の人は、まずうまくできません。
筋肉が固くなっているので、動きがぎこちないのです。
予備軍の人もやってほしいですね。

そして重要なのが、
「治療のため通院」。
自力で治すには、時間とストレスがかかりすぎます。
当院の治療の進め方は、
まず背骨の矯正を行い、特に猫背を改善させます。
あとは一つ一つの椎骨の噛み合わせを整え、筋肉の緊張を取り除きます。
そして痛いところに直接超音波治療を行います。

通院のペースは、理想として、7日から10日ほど連続で通院治療し、
少し症状が改善してきたところで、
通院の頻度を落としてもいいでしょう。週に1、2回でもいいかと思います。
症状はいい時と悪い時がありますから、
症状に一喜一憂しないで下さい。
3カ月から6か月程度はかかると思います。
早い人だと3週間くらいで改善します。

お困りの方、まずは当院にお見せ下さいね。