整体と接骨の違い・・・米沢の加藤接骨院の考え
2013年8月8日 | 一般治療 |
整体と接骨の違いをわからない方が多いですが、
むしろわかっている方のほうが珍しいと思います。
原因がわかる痛みによる患部を治療するときは、
「接骨の治療」として健康保険を適用できますが、
原因がわからない場合は、
「整体(体を整える)治療」として、健康保険外で治療します。
いわゆる矯正の治療は、こちらに分類されます。
起源を考えるとわかりやすいですね。
そもそも、「接骨術」というのは、その昔戦国時代に、
傷ついた体の応急処置として研究され、学問として体系化され、
現場で工夫され、江戸時代を経て明治の世に保険請求を認められ、
今に至ります。
骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲などから、おそらく昔は止血の処置までをやっていたはずです。
戦国の乱戦で、人の命を奪い合っていたのですから。
その中で、接骨術はいろんな流派が生まれてきたのです。
武道(空手や合気道、柔術も含みます)にいろんな流派が出来たようにです。
当院が行う整体術は、その中でもケガを治すための第二段階としての技術ですね。
痛めた筋肉を緩めるためにはどうすればよいか。
関節の調節をするという第二段階での施術が、特に今現在は必要になってきる感じがします。
それらを応用し、当院では美容整体を行っているのですが、
美容整体で大事なことは、
「戻りがない効果」を重視することです。
例えば猫背の矯正をしたとして、
3日後には元に戻ったら意味がないですよね。
姿勢がよくなり、それをその水準で維持できて初めて
意味を成すものだと思います。
(ですので、維持するためには多少の来院・ケアは必要になります。)
歪みが取れると、体の不調は改善します。
長くなりました。
健康保険と保険外の組み合わせもできますので、
1度ご相談頂ければと思います。