40代男性、ぎっくり腰とハムストリングスの肉離れ
2017年6月12日 | 一般治療 |
おはようございます。
米沢の加藤整体院併設接骨院です。
今日は、40代男性、ぎっくり腰とハムストリングの肉離れの
同時負傷の方の例です。
この方は、
自宅で重量物を持ち上げた際に、
上記部位を負傷し、寝返りや立ち上がりの際に
強い動作痛がありました。
違う整体に通院したものの、
症状が全く変わらないとのことで、
当院に再受診して下さいました。
症状を実際みせて頂いたところ、
上記負傷が疑われたので、
今日1日では完治しない旨お伝えしました。
ただ、歪みさえ取れて安定すれば、
早期のうちに回復するでしょう、と追加で
御理解頂きました。
実際、頚椎は強く右に圧痛を認めまして、
僧帽筋や股関節、ふくらはぎの指標は
想像よりも軽いものでした。
実際調整を終え、頚椎の圧痛はかなり改善しましたが、
当日の症状は残存しました。
ですが全く問題ありません。
首、肩、ふくらはぎの指標さえ改善されれば、
それはその症状は近いうちに
必ず改善する目安となるからです。
実際、3日後には、腰、ハムストリングともに
10のうちの3程度まで改善しました。
それから4日後には、1以下程度まで引きました。
実際ここまで早く症状が良くなるためには、
姿勢の徹底と、作業内容の安静徹底も必要があります。
この方は、それもしっかり守って下さいました。
今週一度いらっしゃる予定ですが、
おそらく全く問題ないレベルでしょう。
今後は、メンテナンス通院を推奨していく
つもりです。
腱鞘炎やテニス肘に特に言えるのですが、
無理をしながら治すというのは、
やはり難しいです。
少なくとも私には治せません。
一定期間をかけてしっかり良くし、
定着させることが目的です。
さらに言えば、
自分の体との付き合い方も、
見つめ直すいい機会になります。
具合が悪くなるということは、
今までの体の使い方や、考え方に、
何か問題があった可能性が高いのです。
そこからしっかり改善し、
痛くならないような
体の使い方や、ものごとの考え方を、
しっかりお伝えしていくのが、
我々の仕事と信じております。