腰痛、バスケ少年の場合。

2016年4月11日 一般治療, 治療

おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。

今日は、中学三年生男子、バスケ少年の症例です。
この方は、ある日の部活後から急に腰が痛くなり、
市内の整形外科を受診して様子を見ていたのですが、
症状が改善しないために当院に来院されました。

問診していったところ、
問題点が見つかりました。

1、痛めてからも入浴して患部を温めていた
2、痛めてからも普通の運動をバリバリしようとしていた
3、元々の姿勢が悪く、痛めるのは時間の問題だった

これらは、この少年だけに限ったことではありません。
みなさんがついやってしまいがちなことです。

まずは治療前に、大事なことをお伝えしました。
・炎症状態から、数日で完治する症状ではない
・自宅での姿勢を意識する必要あり
・5回程度通院すれば、9割方良くなる
・運動は、痛みが出ない範囲でやる

実際姿勢が良くない状況で、
よく今まで痛めなかったのが不思議なくらいです。
そして実際背骨を調整すること5分。
調整前後で、頸部と肩とふくらはぎの指標が
しっかり改善されました。
ということは、今日は多少症状が残っても
時間差で患部が改善してきます。

起き上がってもらい、動きを確認したら、
後屈ほぼ不能状態が、だいぶ出来ていました。

ここでまた再確認です。
今はだいぶいい感じでしょうが、
治りきるには必ず一定期間かかることを
お伝えしました。

口数の少ない少年でしたが、
様子から良くなったのが伝わりました。
先日3回目の治療が終わりましたが、
痛みはピークで10あったものが、
今は2か3くらいだそうです。
練習は最後までやれているようです。

あと二回来たら、今回の炎症性の症状に対しては、
治療は終わりに出来ると思います。
そのときに残っていると考えられる1割未満は、自然治癒に任せる領域です。

今後は、痛みが出すぎる前に早めにメンテナンスすることが重要です。

脚が張っている、とか、動きが悪い、とか、

そういう主訴がある場合、すでに関連する筋肉の炎症を発症していることが

あるのです。

そういった故障個所を、早い段階で処置できれば、

練習を休むことなく乗り切ることができるのです。

当院は、まさにそこを目標としております。

 

仕事とはいえ、そういうスポーツ選手を見るのはしのびない。

出来れば早い段階で予防してあげたい。

これは本当に心から常々思っております。

もちろん、一般の方もです。

予防の大切さを周知させていくのも、当院の役目と思っております。

 

痛みでお困りの方、ご相談お待ちしております。