腰痛、サッカー少年の場合。
2016年4月14日 | 一般治療 |
おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。
今日は、中学生男子、サッカー部の少年の場合です。
彼は、2年ほど前から当院に通院しているのですが、
成長著しい時期に合って、急激に体も大人の体つきになってきており、
筋力もついてきました。
ただ、元来の体の硬さが、成長とともに露わになってきて、
今回は腰の痛みがひどいとのことで来院してくれました。
3月の始めに通院し、間が空く形で3回通院したのですが、
姿勢の徹底ができておらず、炎症性の痛みを無理してやっていたようで、
痛みが引かない状況でした。
親御も心配し、3月20日ころに整形外科を受診されたとのことで、
また当院に戻ってこられました。
レントゲンに異常があるわけではなく、
特にこれといった治療をしてもらえるわけではないので、
再度、姿勢の徹底と、春休みの期間を利用してしばらく毎日通院するよう
声をかけました。
姿勢がひどいのに加え、練習量が多く、回復スピードを上回ってしまっている状況ですから、
10日ほど続けて調整すれば良くなるだろうと判断し、
運よく春休みで時間が確保しやすいこともあり、
続けて治療のアドバイスをした次第です。
毎日通院してもらうことで、
調整が定着しやすく、姿勢指導も浸透しやすかったです。
もちろん、状態はみるみるうちに回復していきました。
やはり若さは大きな武器です。
治るスピードも治る精度も、抜群にいいです。
ただ、ここで若さにかまけて調整を怠ると、
また痛みがぶり返します。
10日で完治することはまずないので、
今は状態がいいだけだから、1週間後が2週間後までには
必ず1回来るよう声をかけました。
完治せずに無理してぶり返したら、今から始まる大会シーズンを棒に振りかねません。
ほとんど症状が出ずに調子がいい時でも、
2週間に1度くらいはメンテナンスにくるよう、
改めてアドバイスするつもりです。
痛めて試合に出られない選手をみるのは、
こちらもつらいのです。
メンテナンスをマメに行い、
なるべく万全な状態で試合に送り出してあげたい。
私たちは常にそう思っております。
大会直前のけがは、何としても避けたい。
スポーツ選手の皆さん、自分をケアするのは自分自身です。
通院することも、セルフケアの一環になります。
競技そのものと合わせて意識してもらえればと思います。