背骨矯正による腱鞘炎の治療効果
2015年7月27日 | 一般治療 |
おはようございます。
米沢の加藤接骨院です。
7月最後の日曜日、移動時間がありましたので
背骨矯正による症状改善報告をまとめます。
つい昨日施術したばかりのTさんは、
両手親指の筋肉と腱が異常に硬くなっていて、
腱の炎症や腱鞘の炎症を頻発している状態でした。
今までは注射で痛みを抑えてきていましたが、
根本的に解決していない、ということで
ホームページをご覧になっての来院でした。
いつものように、頚椎(首の骨)の歪みを確認し、各部位の状態を確認しました。
親指を中に握りこんでの動作痛も確認しました。
そして、背骨を矯正すること5分。
頚椎の痛みと、体の各部位の状態の確認が出来ました。
これなら痛みは改善しているはず、と思い、
起き上がってもらって、親指を握りこんでもらったところ、
痛みがかなり軽減しているのが実感されていたようでした。
施術後は、恒例の姿勢指導です。
姿勢が悪いと、治療効果が長持ちしにくいため、
どんな状態の方でも必ずアドバイスしています。
親指と背骨。
一見無関係に思えるようですが、
Tさんは実感されましたので、姿勢の取り方は
その後かなり気をつけていらっしゃるものと
思っています。
来週お会いしたときは、症状の戻りがなるべく
最小で済んでいればと思います。
初めて来院される予定の方にお伝えしたいのですが、
1日で完治する、ということはありません。
まずは調整後の体の変化を感じてもらい、
普段の姿勢を意識していくことにより、
治療効果を長持ちさせ、
治療回数を重ねて症状が改善した状態に
落ち着いてくるのです。
治療ペースの間隔(参考)
1、初診時 背骨矯正による各部位の状態が改善するのを実感してもらう。
2、最初の5回前後は、間隔をあけずに続けて通院出来ればベスト
1週間程度、続けてもらうと、症状の改善がわかります。
続けてこれない方でも、最初の1週間は来れる範囲で来て頂けるといいでしょう。
3、6回目以降は、状態に応じ、1週間に一回来て頂くときもあれば、月に1、2回来て頂くときもあります。
4、そしてこれが重要なのです。症状がかなり改善すると、来なくなる方がいるが、どんなに調子が良くても、最低でも3ヶ月に一度くらいは、来院のして
調整した方が、具合が悪くなりにくくなります。
悪くなってから続けて治療するよりも、
時々調整して維持した方が、体も健康に保てますし、経済的にも負担が減ります。
皆様のご健康を心からお祈りします。
最後までお読みくださいまして
ありがとうございます。感謝致します。