アキレス腱炎の治療について

2014年9月5日 一般治療

おはようございます。
米沢の加藤接骨院です。

アキレス腱炎の治療についてお話します。
結論から言えば、臨床的には非常に治りが良くない症状です。
足首を動かすためには、アキレス腱の運動が不可欠なため、
通常の歩行でも常に負荷がかかる状態にさらされます。
足首を動かさず歩くというのは、実際問題として難しいです。

当院では、足首を固定し、アキレス腱に無駄な動きが出ないように
処置を行います。
さらに、症状により踵の骨を固定するために、
ヒールロックという手法の包帯固定を行います。
ヒールロックを入れると、足首の動きがさらに固定され、
安定感が増します。
固定感が増す分、固定に窮屈感を覚える方も稀にいますが、
多少は仕方ないことです。
まずは患部の安静を心掛けることが、何よりも優先されることです。

治療内容として、
一般的な低周波の治療機器と、立体動態波の治療、
超音波の治療、ハイボルテージ(高電圧)の治療、
患部以外の関連部位のストレッチ、
そして背骨の矯正により、自然治癒力向上を目指します。

テーピングは、状況に応じて使用しますが、
当院ではあまり積極的には使用しておりません。
ご希望の際は申し出て下さい。

非常に厄介な症状の一つであるアキレス腱炎。
本当は、症状が出る前に、体のメンテナンスを
しておくのが一番いいのです。

ケガを未然に防ぎ、健やかな毎日を過ごすために、
まずは当院にご相談下さい。