股関節の重要性について!

2016年8月15日 一般治療

おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。

今日は、股関節の重要性について、お話します。

体が硬い、という表現がありますが、
体が硬いという概念は、特に股関節の硬さ、
肩関節の硬さを指す場合がほとんどです。
特に今回は、人間の土台を成す骨盤周囲の
運動器機として、股関節の動きを解説します。

股関節は、太ももの筋肉と殿部(お尻)の筋肉の
動きが特に重要になります。

まずは太ももの筋肉ですが、
太ももの前面、後面、外側、内側の筋肉があり、
それぞれの筋肉が正しく可動しなくては
なりません。
前面の筋肉は、大腿四頭筋があり、ここが硬いと、
まずは膝の故障が増えます。
スポーツで言えば、オスグッド病、ジャンパー膝
などが直接的な症状になります。
年齢が進むと、変形性関節症になりやすく
なります。
筋肉が硬いので、肉離れを起こしやすくなり、
疲れやすさも通常より現れやすいです。

内転筋=内側では、股関節の開脚で多大な影響が
出ます。
内転筋が硬いと、脚が開脚出来ないため、
動きに制限がかかり、スポーツでもいい動きが
出来ないこともあれば、肉離れを起こしやすいのは
想像に難くありません。
お相撲さんが徹底している印象を受ける方も
多い箇所かも知れませんね。

外側の筋肉が硬くなりやすい原因は、
内転筋が比較的弱い方に多いと思います。
内転筋が硬くて動きが悪いと、脚の力は
外側に集中します。
それが原因でなりやすいのは、
ランナー膝や、鼠径部または大腿筋膜張筋の
炎症です。

内側と外側の筋力や柔軟性を、日頃から
意識することが大事になります。
参考までに、内側の筋肉は、スポーツを辞めると
真っ先に弱くなる部位になります。

後面の筋肉は、
通称ハムストリングスと呼ばれ、
肉離れを起こした際に、人体の中で最も治りが
悪い部位の1つと言われます。
ここの筋肉は、不良姿勢で座ることにより
硬くなりやすい筋肉です。
大臀筋はこの筋肉の動きに近い存在です。

ソファやいす、畳等に、猫背で座ることにより、
骨盤が後傾し、ハムストリングの収縮を
促してしまいます。
姿勢を正して座ることが、ハムストリングスを
緩める第一歩と考えてもいいと思います。

今日のメインとして話したかったのは、
中殿筋です。
この筋肉は、骨盤の左右から骨盤を支え、
股関節の外転動作に大きく作用します。
立ち方が悪いと左右の硬さに差が生じます。

左右のバランスが悪過ぎると、
筋力差や硬さの差が出て下半身も上半身も
ケガをしやすくなります。

お尻の奥のインナーマッスルは、
これらの動きが悪くなることで硬くなりますし、
またこれらの大きい筋肉の硬さから、
インナーマッスル自体も硬くなるという
悪循環に陥ります。

このように、1つ1つを細かくみていけば、
自分の得意なストレッチ、やりやすいストレッチ
だけでなく、満遍なくやる必要があります。
自分自身では気づけない方も多いので、
そこに、我々プロの存在価値があります。

体の硬さを感じている方は、
痛みがまだ出ていなくても要注意です。
慢性的な痛みを感じている方は
言うまでもなく、今すぐ相談してほしい
くらいです。

骨盤の歪みという表現という曖昧な表現でなく、
股関節の硬さが骨盤に悪い影響を与えるという
ことで理解してもらえると、
1番しっくりくる表現になります。

簡単にはなりましたが、
股関節の重要性、分かって頂ければ幸いです。