変形性股関節症の症例、50代女性。

2016年8月2日 治療

おはようございます。

米沢の加藤接骨院・整体院です。

 

今日は、変形性股関節症の50代女性の方の症例報告続きです。

先日で4回目の治療を終えたのですが、

4回目治療に入る前に、症状の確認をしたところ、

日常生活の動作ではほとんど痛みがないとのことで、

大変いい塩梅だと思いました。

 

目標が、90日の治療日数の中で、約12回程度の治療が

必要になるというお話を初検時にお話しさせて頂き、

最初の5回は3週間の間くらいで受けてもらうよう伝えまして、

まさにその通り実行し通院頂いております。

その成果もありまして、症状の改善が以前よりはっきりわかるようになり、

感覚的には痛みが半分程度におちついてきました。

 

現在2週間が経過し、4回治療を終えたのですが、

痛みが軽減し、それが定着しておりますので、

5、6回終了時には、1週間から10日程度間隔をあけても大丈夫になるだろう、と

予測しております。

 

目標である「片足で立っての靴下履き」も、施術後なら問題なくスムーズになってきていますので、

施術無しでもスムーズに安定して履けるようになるまで、

現在全行程の6分の1ほどですが、かなり順調と判断します。

(痛み、違和感は1割残し程度の改善を第一目標にしております)

 

この方に限らずに言えることですが、

2週間で痛みが半分になって安定し始めていることに対して、

人によっては「だいぶ痛みが減った、嬉しい」

と感じるか、

「まだ痛みが半分ある」

とマイナスにとらえるかによって、

その後の治り(予後)が全然違うものになってきます。

 

もっとも、

「90日間で12回の治療」

と治療計画を立てているのにも関わらず、

2回3回受けて、少しは良くなったけども完治しないと言う方も一定割合でいらっしゃいます。

心の中で、

「この人、初検時に僕の話をちゃんと聞いてたのかな・・・?」

と思ってしまいます。

幸いこの方は、「痛みが半分になってきた、嬉しい」と

思える方でしたので、

潜在意識が善のエネルギーで満たされていると判断されますので、

この後も順調に治っていくでしょう。

今日は変形性股関節症の症例でしたが、

大事なのは、一定期間をかけて改善すること、

治療回数は最少で5回、通常10回程度が改善の目安になります。

 

しっかり自分と向き合う覚悟はできていますか?