今年の12月は、肩・首・腕などが痛めやすい?
2015年12月25日 | 治療 |
先月11月は、動くのがやっとのレベルのぎっくり腰が異常に多く、
12月に入ってその割合が減ってきたな、と思っておりました。
代わりに、肩・首・腕まわりなどの上半身を痛めてしまう方が増えて
いるような気がします。
いや、実際はそんなに極端な話ではないかもしれませんが、
動かせないレベルでの痛みを訴える人の割合が、
12月に限って言えば、上半身・上肢に多い印象を受けます。
急性のものが多いので、治療は当院が大得意とするところです。
(もちろん慢性的なものも、問題ありません)
今月初めにお話しした、石灰沈着性の四十肩・五十肩を始め、
年齢的に四十肩・五十肩に移行しやすい、その年代の肩の捻挫、
比較的若い方の、上腕部付近での損傷、
急性の首の捻挫(全く動かせないレベル)など、
最初の1回で大幅に改善する例が多く見受けられました。
ここで注意するのは、治療直後よりも、むしろ2時間後ですとか、
1日後に劇的によくなることが多い、という点です。
その場では、「さっきよりいいかな」という感じで治療を終えますが、
帰ってから、もしくは夜になってから、
「痛みがかなり減っている!」という報告を受けます。
炎症性(急性)の場合、炎症が落ち着くまで、ある程度時間を要しますので、
1回で完治、ということは通常あり得ません。
3回の治療で、8割方回復、というのであれば、まずは早いほうだと思います。
今月は上半身・上肢の損傷が多い印象が受けますが、
まずはみなさん順調な改善が見られます。