早朝から、ぎっくり腰の治療や朝の支度をしてくれるスタッフの様子。
2014年11月13日 | 一般治療 |
おはようございます。
今日は、治療風景の一部が写った写真と、朝の準備を平行して行うスタッフの写真です。
当院は、朝8時から診療ですが、急性のぎっくり腰の患者様は、
早いと7時半ころに来院されますので、
痛くてうずくまっている人をお待たせするのも嫌なものですから、
しばしば時間よりも早く診させて頂いております。
といういきさつから、朝の準備作業と患者様の治療が平行してしまう時間があります。
この日は、朝から寒いせいか、車に乗り込む際に痛めた方と、
寝返りで痛めた方がいらっしゃいました。
寒さで筋肉が硬く縮こまり、伸び縮みに影響しますので、急な動作で痛める方は、
夏場に同じように受傷するよりも症状がひどくなる場合が多いです。
「炎症が強いうちは、お風呂に入ってはいけません」とご注意申し上げるのですが、
これも冬場は徹底できない場合があります。
「風呂入るなって言われたけど、寒いから入っちゃった。そしたら痛みひどくなっちゃった」
「だから言ったじゃないですか」「すいません」というようなやりとりも、
残念ながら時々あるのです。(もちろん怒ってはいません(笑))
受傷後、痛みが特に強く出るのは1週間で、そのうちの最初の2日間は特に特に強く出ます。
これは、患者様全員にお伝えしているのですが、どうも抜けてしまう方もいます。
紙に書いた資料もお渡ししております。
みなさま、最初の1週間は、その予後を左右する重要な期間です。
「最初が肝心」という言葉をよく耳にしますよね?
そういうことなんです。
冬場はぎっくり腰が特に多くなる雪国・米沢。
滑って転ぶという、東京の方にありがちな怪我はあまりありませんが、
除雪作業による突発的な受傷は、毎年毎年多く発生します。
みなさん、痛みを感じたら、それは炎症がすでに起きており、
あとから炎症がドッと出てきて不意に動けなくなることにつながります。
油断しないでまずはお早めにいらして下さいね。
大事なこと3つ!
①痛みが出たら、それはすでに炎症が起きていることが多い
②痛みが出たら、お風呂は控えた方がよい(控えた方が無難)
③1週間は炎症の症状が続く
これだけは抑えておきましょう!