20代女性、坐骨神経痛とヘルニアの症例

2018年8月20日 一般治療
おはようございます。
米沢市の加藤接骨院・整体です。
 
今日は、20代女性の方の症例をお二人ご紹介致します。
 
まずお一人目は、大学生の方。
腰から右足にかけてしびれがあり、市内整形外科を受診し、
お薬をもらって1か月模様をみていたそうですが、
症状が改善せずに、インターネットで当院をお調べになっての来院でした。
話を伺ったところ、良くなるどころか悪化してきた感じさえする、とのことでした。
 
まずは状態のチェックから行いまして、
頚椎・僧帽筋(肩の筋肉)・下腿三頭筋(ふくらはぎ)に、それぞれ異常がありました。
頚椎は右に歪み、肩の筋肉も右がそこそこの圧痛でした。
ただ、私が思っていたよりも、指標となる三か所はそんなにひどいものでもなかったので、
近いうち必ずよくなる(良くできる)症状であると確信しました。
1回目の施術を行い、実際立って頂きました。
初回時は、「なんとなく全身が楽な感じがあれば、それで十分です」というようなことをお伝えします。
症状は残っても、姿勢と通院頻度を守ってもらえれば、
あなたは必ずよくなるでしょう、というのを、模型を使い、
またタブレットを使い、説明しました。
数日後、2回目の治療にいらっしゃったときは、
患者さんの方から、「楽になってきました」と言って頂けました。
 
3回目以降も、まずまず順調で、
お盆を挟み、若干症状が戻りましたが、これも全て想定の範囲内です。
1か月~1か月半で10回受けて頂ければ8割9割改善するでしょう、という予定通りの
改善で、患者さんも真面目に通院して下さるので、
この方は予定通り治るでしょう。
 
もうお一人は、介護職の方で、首や腰が痛く、腕や足にしびれがあるという方でした。
早速検査したところ、首も腰もヘルニアが疑われました。
頚椎や僧帽筋、下腿三頭筋に強く圧痛が見られ、施術後は症状の軽減が見られました。
ただ、一度も検査を受けたことが無いということで、
紹介状を書き、懇意にさせて頂いている整形外科に紹介し、検査をして頂きました。
2回目の来院で、お返事を頂いたところ、軽度ながら首腰ともにヘルニアとのことで
診断頂きました。
症状は少し戻るかなー、と予想していましたが、
思ったほどは戻らず、軽減した状態が続いているようでした。
3回目も比較的順調に改善しており、10回~20回程度は治療が必要でしょう、と
お伝えはしたものの、それよりももう少し早く改善しそうな感じです。
 
ただ、ここで油断が出ると、すぐに症状は戻ります。
油断というのは、症状が少し改善したことで自然治癒を見こみ、自分の判断で通院を止めること、
または姿勢指導やストレッチ指導を守らないことです。
良くなるかどうかは、この2点に尽きると言っても過言ではありません。
こちらの言ったとおりにして頂ければ、10人中9人は良くなります。
まずは、しっかりアドバイスを守って頂くことが重要です。
 
年齢も、お二人とも若いだけあって改善は早いです。
しっかり通院ペースを守り、一日も早い回復を目指したいところです。