腰痛、肩こりに対する治療の心がけ。

2018年7月17日 一般治療

おはようございます。
米沢市の加藤整体院併設接骨院です。

腰痛や首の痛み、肩のコリに関する解釈を
お伝えしようと思います。

慢性的に痛みがあったものの、特にここ数日で
急激に痛くなったという場合は、
患部が捻挫や挫傷状態になり、炎症が強く出ていることがあります。
この場合、まずは急性の症状扱いとして、患部の安静を第一にします。
動かして治す、というのは、この段階では早いです。
例えば1か月前に、整形で動かして治すのような診察を受けたとして、
その時はそれで良いのです。間違いありません。
ただ、その1か月の間で、症状も移ろいますので、
何かしらの原因で炎症を起こしているものは、
一旦運動停止となります。

ここで無理をすると、全治不明にこじれます。

当院に来院される方の中にも、そういう方は一定数いらっしゃいます。
急性の症状を抱え、治療を2回3回である程度動かせるようになるまで回復すると、
すぐに無理をされるのです。

仕事だから、とか、試合がある、とか、
遊びに行くから、とか、事情は人それぞれですが、
治りがけに無理をすると、症状は間違いなくこじれます。
全治2週間の炎症症状が、3日目でグイグイ動かしてしまうと、
それは治るものも治りません。
そういう方に限って、
いつ治りますか?などと聞いてこられます。
私は微笑しながら、今の体の使い方では、
全治不明です。事情もわかるのですが、
もう少しお大事にして頂けませんか?
とお伝えします。
まあ、その場合大体は、
仕事だから試合だから、という返事が返ってきます。
患者さん側の治す意志がないと判断せざるを得ません。

また、一部の野球肩肘患者さんや、運動を積極的に行う方に共通して見られることとして、
運動制限や投球フォーム指導に、難色を示す方がいます。
これらの方も、治す意志が弱いと判断せざるを得ません。
多少の運動制限などが我慢出来なければ、
スポーツ寿命はたちまち短いものになるでしょう。
寿命が過ぎたものは、もう蘇らせることは出来ません。
その前に治療をし、そして予防しなくてはならないのです。

少し説教くさくなってしまいました。
こういう方は、ごく少数派です。
当院にいらっしゃる方は、本気で治したい方が
ほとんどですので、
大多数の方はアドバイスをしっかり守って下さいます。

1人でも多くの方の役に立ちたいと本気で思っております。
それが私達の存在意義でもあるからです。
人としてこの世に生まれたからには、
誰かのお役に立てるように、
ただただ頑張りたいのです。

7月も、本気で良くしたいとお考えの方をたくさんお待ちしております。

ありがとうございます。
感謝致します。

                                              加藤慎也