坐骨神経痛、50代女性の方、2回目治療。

2016年4月13日 一般治療

おはようございます。
米沢の加藤接骨院・整体院です。

今日は先日お話した、坐骨神経痛の50代女性の方の話の続きです。

前回は初診ということで、
かなり弱目の力で背骨の調整を行いまして、
脚へのしびれと腰の痛みが軽減したのを
実感できたことを報告しました。

その日の治療後、揉み返しが出る可能性が
高いということを、かなり念入りに
お話し申し上げ、十分注意してもらいました。
刺激そのものは優しいものでしたが、
背骨をダイレクトに、そして正確に調整していくと、
周りの筋肉等が動き始め、一時的に揉み返しを
出すことがあるのです。

最初の日、治療後はすごく調子よく
お帰りになりましたが、その日の夜から
だるさと筋肉痛が出始め、二日間くらいは
大分つらかったそうです。
ところが、揉み返し明けの昨日、
だるさと痛みが嘘のように軽減し、
同時に腰の痛みと坐骨神経痛の症状が緩和
しているのに気付いたそうです。

今日治療前に動きを確認したところ、
前回の症状が確かに改善していました。

そして今日、二回目の治療を行い、
例の如く首、肩、ふくらはぎの指標が
改善され、ゆっくり起き上がってもらったところ、
前回終わったときよりも、更に変化が出たようでした。

喜びと不思議さが入り混じった表情が
印象的でした。
それから再確認事項をお伝えしました。

再確認事項
・今は症状が落ち着いているが、
  治るまでは一定期間かかること
・症状改善には停滞期があること
・教えた姿勢を維持すること
・今日も多少の揉み返しが出ること

この方は、もしかしたらあと一回くらいで
完治するんじゃないか、と考えて
いらっしゃったようですが、
期待を持ち過ぎないように伝えました。

確かに、一回でも完治近く痛みが無くなる人も
いるのですが、
割合的にはやはり少数派です。
3カ月12回が目安になります。

 

自宅での姿勢の取り方も大事です。

これはみなさんに共通することですから、

最初は少しずつでも、しっかりとした姿勢を意識していくことで、

症状改善と、今後の予防に役立たせる意味でも

努力して頂きたく思っております。

 

なお、4月から、今までよりもマメに症例報告しておりますが、

 今後もできる限り報告を続けていきたいと思っております。

 ホームページを見て、治療院選びの選択肢の一つとして考えて頂き、 

 納得した上で来院されるのが一番と思っているからです。

 そのために、症例報告と治療方針・理念を発信する必要が、

 今後は今まで以上に必要になります。

 ご不明な点は、メールでも電話でもお問い合わせ下さい。