症状の改善について、個人差あり!
2016年4月4日 | 一般治療 |
当院で治療を受けて、良くなってきた例を
紹介してきましたが、
みんながみんな、わずか数回の治療で
治った訳ではありません。
症状により、3か月の間に10~12回受けてもらい、
全く痛くない状態の8割を目安とすることもあります。
全く痛くない状態というのは、実はかなりハードルが高いことです。
感じ方が個人によって違い、表現の仕方も違います。
生活にほとんど支障が出ない状態という意味で、
8割という考え方が大事になります。
最初の一番痛い頃の痛みが、残り2割くらいになれば、
感覚的に人はかなり動けるようになります。
ただ、残りの2割の症状を、
ほとんど支障がない状態、と言う人もいますし、
まだ痛い、と言う人もいますし、もう個人レベルの話になりますので、
お約束が難しい領域になります。
そこで、最初の段階で、8割改善を目標にすることを、
患者様と確認させて頂いております。
最初から劇的に変わってきた方でない症例を
紹介します。
交通事故でむち打ちになったSさんの場合、
右の首のゆがみと炎症がひどい状態で、
少し触れただけでも激痛でした。
10日くらい毎日連続で調整を続けたところ、
首の痛みが減ってきました。
痛くてほとんど触れられなかった状態が、
今では多少の痛みまで減ってきました。
初日から劇的に変わったわけではありません。
二週間くらいは、状態が良かったり悪かったりしながら、
少し良くなればいいな、と思う程度でしたが、
今では確実に変わってきているのが、
患者様自身が一番理解できています。
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